父の日が生まれたのは母の日と同じくアメリカで、1909年にドット婦人が提唱したのがきっかけです。
最初の祝典は1910年に行われていますが、正式にアメリカの記念日に制定されたのはかなり時代が下って1972年になってからのこと。日本に伝わったのは1950年ごろ。一般的になったのは1980年ごろになるようです。
父の日が日本にやって来たとき、母の日にならって、健在されてるお父さんには赤いバラ、亡くなったお父さんには白いバラと言われたりしたこともあったのですが…。
日本では母の日が盛り上がりを見せる一方で、父の日はやや地味な扱いになっているようで、バラの花もあまり注目されていないようです。バラの花と日本のお父さんのイメージが少しかけ離れていたのかもしれません。
ともあれ、FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会が黄色いリボンでお父さんに贈り物をしようという「父の日黄色いリボンキャンペーン」が開催されるようになってから、「父の日=黄色」のイメージが定着してきたようです。
FDCによると、黄色には「うれしさ」「楽しさ」「暖かさ」「幸せ」「富貴」「希望」「向上」といった意味があり、毎年ベスト・ファーザー イエローリボン賞が発表されています。 |