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山崎蒸留所 工場見学1

サントリートピックスのブロガーイベント、「シングルモルト楽しみ方講座」に参加したおり、工場見学をすることができました♪ ガイドのおねえさんに加え、工場長さんも同行して詳しい解説を伺うことができたので、ブログでまとめきれない分を「E-ne.」でまとめてみました。
製麦と仕込

仕込槽, 山崎蒸留所
早速、見せて頂いたのは、仕込み・発酵室(Mash House& Fermentation Room)。

とにかく大きい~! そして麦汁を作っているせいか、ムワッとしています。

写真は大きすぎて半分ずつしか写っていませんが、麦汁を作る仕込槽。

原料は二条大麦で、ウイスキー造りに適したでんぷん質を多く含むものが厳選されているそうです。

これを発芽・乾燥させて(麦芽)、細かく砕いたものを温水とともに仕込槽へ。

仕込槽の窓 中で赤茶色い液体のようなものが動いているのがわかる

この仕込槽には窓が付いていて、はっきりとはわかりませんが、中で粉砕された麦芽と仕込水が混ぜ合わされている様子を伺うことができます。

この過程で、でんぷんが糖分に変化して、麦汁ができあがります。このときの糖分は約14%になるそうですよ。

麦汁はゆっくりと時間をかけて濾過され、発酵槽に移されます。

原料となる二条大麦。小花が二条に並んで付くことから二条大麦と呼ばれる。別名ビール大麦とも。 ピート(泥炭)を燃やして大麦を乾燥させます。このときに特有のスモーキーフレーバーが加わります。 乾燥した大麦は粉砕して使われます。写真奥の白いものが粉砕麦。

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発酵

木製の発酵槽, 山崎蒸留所
写真は木製の発酵槽。濾過された麦汁は酵母と一緒にこの中へ移されます。

見学では見ることができないようですが、山崎醸造所ではステンレス製の発酵槽もあって、使い分けをしているんだとか。

やはりそれぞれ味わいに差ができるんだそうです。

ステンレス製のものは管理がしやすく、木製のものは木にすみつく乳酸菌の働きが期待できるといった特徴もあるようです。

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