コラム 朝カレーの衝撃
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公開:2009/08/08|最終更新:2012/05/30 |
某番組で、メジャーリーグで活躍するイチロー選手が取り上げられたこと、これがカレーブームの始まりだったのかもしれません。
私もその番組を見ていたんですけど、メジャーリーグに移籍して以来、毎日朝ごはんがカレー(と言っても朝昼一緒のブランチと呼ばれるものみたいですけど)なのだとインタビューに答えていました。
しかも、変化をつけちゃだめ。
奥さんが栄養の偏りを心配して、同じカレーでもシーフードカレーとか変わったものを作ったりすると怒られちゃうんだそうです。奥さん手作りの、そのバランスのカレーがいいんだとか。 |
これって、実はかなり難しいことですよね。まるで湿度や気温を気にしながらいつも同じ餡を作り続けるという老舗の和菓子屋さんのようです。
それにしても、同じカレーでなくてはいけない、なんてどういうこだわりなんでしょう。
この点は、はっきりしませんが、同じトレーニングを行い、同じバットやグローブを使い続け、毎日同じことにこだわるところがあるそうなので、イチロー選手なりのこだわりがあるのかも。
ただ、同番組でイチロー選手本人が言っていたのは、「食生活で意識的な健康管理は特別に行ってはいない」ってことなんですけど。
もしかして、単にカレーが好きなだけ?(汗) |
ともあれ、「朝ごはんにカレーを食べる」ということはかなりの衝撃を持って受け止められたのではないでしょうか。
朝カレーでどれだけ脳内血流量が変るのか、研究家が測定をしたり、各メーカーもこぞって朝ごはん向けのカレーや手軽なスティックタイプのカレーを発売したりするようになりました。
単に一選手の一好みがきっかけだったのかもしれないカレーブームですが、自分流の練習をこだわりぬくイチロー選手のこと、感覚的に「これはいい」と感じた何かがある… のかもしれません。
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