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スパイスで暑さ対策


公開:2009/08/08|最終更新:2012/05/30

夏の暑さはスパイスで乗りきれ!


土用の丑の日の鰻夏バテ対策で大切なのは、水分摂取に十分な睡眠、そして何より栄養バランスのとれた食事をしっかりとることです。

昔から親しまれてきた土用の丑の日に食べるウナギも、やはり「食」ですもんね。

栄養満点のウナギをいただくことで、暑さに負けない体を作るのが目的ですが、山椒を使うことで、蒸し暑い日にも脂っこいウナギをおいしくいただくことができるという面もあります。

そうです、これもりっぱなスパイス料理の1つなのです。

近年、スパイスの塊ともいえるカレーが夏の定番にあげられるようになりましたが、土用の丑の日が誕生した江戸時代に比べ、何倍も暑い日が続く現代社会。食自体にバリエーションが求められるのは自然な流れなのかもしれません。


まずは手軽に利用の勧め 和のスパイス


スパイスってなんでしょう? 簡単に言うと、香辛料や香味料のことです。植物性の食品で、香りや辛味などをもち、料理に風味をつけるために使用したり、殺菌、防腐の働きを期待して使用したりします。

ただ、「スパイス」というと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。例えば、カレーに使われるスパイスだけで見ても、クミン、コリアンダー、ターメリック… 聞き慣れない言葉が並びます。

でも、気がつかないだけで日本にもスパイスがあるんですよ。普通、「薬味」と呼ばれているので、ピンとこないかもしれませんが…。

スパイスと違う点は、薬味は食品の味を引き立てる添え物であること。西洋では複数のスパイスを合わせますが、薬味は単品で使うことが多いのも特徴です。こうした薬味でも、少し意識して使うようにすると、いつものご飯も少し表情を変えて味わうことができますよ。

和のスパイス一覧


以下、簡単に日本のスパイスをまとめてみました(随時追加していきます)

 辛子(和辛子)
特徴:辛味
食欲増進、殺菌作用、消炎作用
ゴマ
特徴:香味
代謝促進、整腸作用
 山椒
特徴:辛味、香味
消化促進、整腸作用、殺菌作用、抗菌作用、消炎作用
シソ
特徴:香味
消化促進、殺菌作用、抗菌作用、鎮静効果
ショウガ(ジンジャー)
特徴:味付け、香りづけ、臭い消し、辛味
消化促進、代謝促進、発汗作用
 唐辛子(レッドペッパー)
特徴:辛味、色付け、カプサイシン
食欲増進、脂肪燃焼、体温上昇、発汗促進
 にんにく(ガーリック)
特徴:味付け、香りづけ、臭い消し、殺菌、うま味
代謝促進、疲労回復、殺菌作用、抗菌作用
ネギ
特徴:辛味
疲労回復、食欲増進、消化促進、消炎作用
 みょうが
特徴:辛味
食欲増進、消化促進、発汗促進
 ゆず
特徴:酸味
食欲増進、鎮静効果
 わさび
特徴:辛味
食欲増進、消化促進、殺菌作用、抗菌作用

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